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  定期借地権付き住宅は、土地の取得価格が含まれていないので、通常の所有権土地付き分譲住宅購入と比べると、取得時の負担額が少なくてすみます。

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  少ない負担の購入により生じた余裕によって、生活をより楽しむライフスタイルの実現が可能になります。
  また、土地所有権付き分譲住宅購入に比べて、同じ金額でより立地条件に恵まれた、良質の住宅の取得が可能になります。

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  独立行政法人住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供している長期固定金利住宅ローン「フラット35」では権利金、保証金、前払賃料の借地権取得費を含め所要額の90%まで融資対象となります。（平成20年2月20日現在）
  また、一部民間金融機関でも一時金を含めたローンの取扱を行っているところがあります。詳しくはご相談ください。

• 定期借地権付き建物を売却することができますか？

  できます。
  建物を定期借地権付きで第三者に売却することができます。この場合賃借権方式では地主の承諾が必要となります。

• 建替えや増改築はできますか？

  できます。
  地主に対し事前に通知することで足ります。

• 地代の改定が不安ですが？

  地代の改定は一般的には固定資産税や物価の変動に応じて、一定期間ごと（たとえば3年ごと）に改定されるようになっています。

• 建物を第三者に貸すことはできますか？

  できます。
  転勤などの場合は地主に通知の上で、建物を第三者に賃貸することができます。
  但し、建物の賃貸期間は、定期借地権の期間を超えることはできません。

「定期借地権付一戸建て住宅」「定期借地権付分譲マンション」を購入し、すでに入居している方々を対象にアンケート調査を実施したところ、一戸建て3,043名、マンション538名より回答を得、一戸建て85％、マンション86％の方々が「定期借地権付住宅」に満足していることがわかりました。
資料：国土交通省土地・水資源局土地情報課、財団法人都市農地活用支援センター「定期借地権付住宅入居者意識調査報告書」平成13年3月

【購入した住宅の特徴】

• 敷地面積（一戸建てのみ）

  敷地面積は平均208m2で、住宅金融公庫調査（平成11年度住宅金融公庫建売住宅・マンション購入融資利用者調査、以下同じ）による158m2より50m2（32％）広くなっている。

• 住宅面積

  住宅面積は、一戸建てでは平均131m²で公庫調査の106m²より25m²（24％）広く、マンションでは平均84m²で公庫調査の71m²より13m²（18％）広くなっている。

• 購入価格

  一戸建ての一時金（保証金・権利金）は平均812万円であり、建物価格平均2,695万円を合計すると3,507万円となり、公庫調査の購入価格平均3,808万円より301万円（8％）安くなっている。また、マンションでは一時金平均332万円と建物価格平均2,890万円を合計すると3,223万円となり、公庫調査の購入価格平均3,636万円より414万円（11％）安くなっている。

  購入価格（単位：万円）

  	一戸建て			マンション
  	定借住宅	公庫調査	差	定借住宅	公庫調査	差
  全体	3,507.0	3,807.9	300.9	3,222.7	3,636.3	413.6
  首都圏	3,802.7	4,473.5	670.8	3,461.8	3,977.7	515.9
  近畿圏	3,545.3	3,908.6	363.3	2,940.5	3,382.7	442.2
  東海圏	3,063.4	3,621.4	558.0	-	-	-
  その他	2,823.8	2,976.9	153.1	2,475.0	2,706.6	231.6

• 入居後の満足度

  定期借地権付住宅に住んだ感想として、一戸建てでは「かなり満足」と「やや満足」を合わせると84.6％が、また、マンションでは「かなり満足」と「やや満足」を合わせて85.7％が「満足」と回答している。